梅雨に入り、雨で家に籠ることが多くなっている私でございます。
今回は昨年シーズンオフ頃にいった尾瀬へ高原植物で有名なミズバショウを見に行ってきました!!
尾瀬へ行くのは2回目で前回と同じようなルートを辿ったのでさらっと行ったことのない場所の紹介しつつ、今年度の尾瀬ミズバショウ咲き具合を紹介したいと思います!
(去年いった記事もぜひ読んでね^^)
事前知識としてミズバショウとは…
湿地に自生し発芽直後の葉間中央から純白の仏炎苞(ぶつえんほう)と呼ばれる苞を開く。これが花に見えるが仏炎苞は葉の変形したものである。仏炎苞の中央にある円柱状の部分が小さな花が多数集まった花序(かじょ)である。開花時期は低地では4月から5月、高地では融雪後の5月から7月にかけて。葉は花の後に出る。(wikipedia参照)
です!!尾瀬を代表する高山植物であり6月初旬が見頃とされており1番混む時期なのではないでしょうか?なのでこの時期を狙って行ったわけですね!
6月1日 かなり早くから着いたので新宿バスタ横のスタバからスタートです。前回行った去年8月末は3人ほどしかいなかったのですが今回は20人くらい人がおりミズバショウが咲く時期を待っていたのでしょう。
今回も前回と同じルートで行きつつ、東電小屋や研究見本園といった前回行けなかった場所にも訪れてみました。
6月2日 4時頃 尾瀬戸倉着。前回はたまたま現地であった方が車で送ってくださるという嬉しい珍事があったのですがこの時期はマイカー規制があるので皆さんこの駐車場からバスか乗り合いタクシーで登山口の鳩待峠まで移動です。
バスもタクシーも一律1000円でした。6月のこの時期だとバスもタクシーも数台待機しているので待つ時間はほとんどないイメージでした。
5時ごろ尾瀬登山口に到着。尾瀬の環境的に天気が安定しない場所なのですがこの日はちょうど良い天気と気温で恵まれた日でした!ここから尾瀬が始まります。
今回、試験的に動画を入れてみましたが見れてますかね?鳩待峠~山ノ鼻までの道のりになります。道の途中で山菜のこごみがありました~
鳩待峠~山ノ鼻の道のりでもう既に咲いていましたミズバショウ!今回のお目当てです!沼っぽい場所に咲いていることが多く、かなりの数が咲いていました。小さく不思議な形をしていて綺麗ですね。
結構人通りが多かったのでさらっと撮影をすまし、先へ進みます。
7時ごろ山ノ鼻地区に到着。ここにはトイレやビジターセンターがあり、日帰りでここまでなら登山の装備がなくてもこれそうですね。
前回は見ることができなかったビジターセンターの見学もできました。尾瀬の歴史や動植物の紹介など展示していたので時間が合えばぜひ立ち寄ってみてください。
この山ノ鼻地区からすぐのところに研究見本園という場所があり、1時間ほどで見回ることができる周回ルートです。去年は熊が出る頻度が高いとのことで一時的に出入りに規制がありましたが今年は見ることができました。
この時期、この研究見本園のミズバショウが一番数が多く、一番綺麗に咲いていたと思います。他にも、ショウジョウバカマにタテヤマリンドウも咲いていました。燧ケ岳も雪と青空が綺麗に見えて清々しい尾瀬でのスタートがきれました。
山ノ鼻地区を後にし、東電小屋経由で見晴地区に行きました。見渡す限りひろーい湿原。木道の近いところに水場があり、イモリやゲンゴロウ、カエルなどの生物もいました。黄色の花はおそらくリュウキンカもしくはキジムシロかな?
ヨッピ橋を通り、東電小屋へ行きましょう!!
東電小屋に到着!!昨年は通らなかった場所でした。ここからの眺めは燧ケ岳もミズバショウも見えていい眺めでした。東電小屋の手前にはミネザクラも咲いていて綺麗だったな~
東電小屋の軒下にはツバメの巣がものすごい数あり、にぎやかでした。まだ若いツバメが水浴びしていてかわいかった~
少し東電小屋のベンチで休憩していると、たまたま小屋への荷物の運搬でヘリがきました(笑)小屋開きすぐくらいに来ると珍しいものが見れるもんですね。いや~いつもありがとうございます。ヘリを見送り、見晴地区まで移動開始。
11時ごろ、見晴地区到着。今回も尾瀬小屋にお世話になりました。しばらく、チェックインまで時間があったので外でご飯。今日はパンパンのマカロニにパスタの元を入れて食べましたが量が…お腹いっぱい…
また、しばらくぼーっとタイムがありこの日は13時ごろ部屋に入れていただきました。ちょうど良い狭さで良きでした。ここから、夕食まではまたぼーっとお昼寝したり周りを探索したりお風呂にはいったりしていました。
ちなみに尾瀬小屋はご飯がめちゃくちゃ美味しくて、ここ山小屋かって錯覚する程ですのでぜひご賞味ください。今シーズンは1日限定個数でこのハンバーガーが食べれます。肉厚なお肉とバーベキューソース、トマトがマッチしておいしかった(小並感)
そして、夕飯はハンバーグとコロッケにケーキ!?デザートまであるのか…大満足だぜ。汁物も前回と違いコンソメスープでおいしかったです。ごちそうさまでした。
食後は雨が降っていたのでテラスの中でコーヒータイム。こっちでもデザートにクレープアイスブリュレをいただきました。他にもフレンチトーストなどあるので、ぜひ尾瀬へ来た際は尾瀬小屋でお食事を楽しんではいかがでしょうか?
そんなこんなでめちゃくちゃ疲れていたので早めの就寝。
そしておはようございます朝です。朝食のキノコ汁うめーーー!!!そして大好きな生姜の漬物もでて嬉しい朝の始まりです。
7:30頃 今日はここから、尾瀬沼へ行き、沼の北側を通りつつ大清水まで抜けて帰りです。
ここ見晴地区から尾瀬沼までほどよい距離があります。前回行った8月末はそうでもなかったのですが今回行った6月初旬はそんな甘ったれたものではありませんでした。
まだ雪が残り、朝露のせいでつるつる滑りました。また、木道の隙間に足をはめてしまうことも度々ありました。雪を踏み抜けたり、雪で滑って滑落なんてことはありませんがめちゃ怖かったです。ストック持ってきてよかった~~~
団体さんに先を行ってもらいつつ先に進みます。白砂峠が一番危ない箇所だと思いました。結構な斜度につるつるな雪。少しずつ進んでいきます。
こんなところでサルオガセを見つけ興奮する一般男性。先に進みます。
9:30頃 ようやく尾瀬沼到着です。雪で結構疲れたので休憩。どうやら尾瀬沼南側は雪で危なくなっていると情報がありました。この時期、行かれる方は木道を傷つけない程度にアイゼンなど持って行ってもいいかもしれませんね。
静かな尾瀬沼を見つつ、次は尾瀬ビジターセンターを目指します。
尾瀬沼は尾瀬ヶ原に比べまだ少し肌寒く、春の訪れはこのブログを書いてもう少し後くらいなのでしょうか。しかし、こちらにもいろいろな形のミズバショウが咲いています。遠目から見ると、白く群生しているのがはっきり見えますね!
遠くの方に尾瀬沼ビジターセンターが見えてきました。ここ辺りにはまだつぼみのミズバショウがありました。ここまできて初めて見ました。なんだかまだ籠ってる感じがかわいい(笑)
長蔵小屋売店到着。ここには尾瀬のバッジやお土産が売られています。記念にいつもここでバッジを買って集めています。そして尾瀬ビジターセンター。
尾瀬でもおススメのスポットだったりいろいろな展示を行っています。シーズン中は無休そうなのでここも尾瀬へきたら必見のスポットだと思います!
ビジターセンターで少し休憩をしつつ、三平峠を抜けゴールの大清水まで行きます。
11:30頃 三平峠着。去年はここでお昼を食べたのですが、この日はお休みでした。そしてここでとうとう雨が降ってきました。初めは全日程降る予定でしたがここまでよくもってくれました。天気よありがとう。
尾瀬とはここでお別れです。最後にかわいいミズバショウと挨拶していきましょう。
まだまだ雪道は続き、雨も降ってきたので慎重に大清水まで行きました。雨音が気持ちよかったです。
ここで大清水側の登山口到着~。ここからは舗装された道が続くのでとりあえず安心。お手洗いやベンチがあるのでここで最後の休憩。ここまで来たら尾瀬の旅も終わりが近づいてきます。
13:10頃 大清水も終着点へ着きました~いや~最後の最後に土砂降りでやばかった(笑)大清水のバス停には休憩所兼お土産屋があるので高速バスが来るまで昼食休憩。
ここから車で来て登る人は多いかもしれませんね。話した人も車で来られたとのこと。
15時ごろ 帰りの高速バスが来たので帰路に着きました。コーラうめ~。
2回目の尾瀬の旅は以上になります。今回はミズバショウを見に6月2日,6月3日で行ってきましたが尾瀬ヶ原は8.9分咲きくらいだったのではないでしょうか?
毎年、咲く時期がずれると思いますが今後このブログを見て尾瀬へいかれる方がもしいらっしゃれば参考にしてくださると幸いです。
また、シーズンオフに行ってゆっくりしたいと思います。天気がもってくれて良いハイキングになりました。自然に感謝。
【ここまで記事を見てくださってありがとうございます。コメント、お気に入りを残してくださると嬉しいです。それではまた次のフィールドで。】