去年、木曽駒ヶ岳(下の記事)に登り、その時山小屋で同室だったおっちゃんから…
「カメラ持っててハイキング好きなら尾瀬行ってみたら?」の一言で私は去年からこの計画を立てていたのだった…(スターウォーズのような壮大なBGM)
という出来事があり尾瀬へ行こうと計画を立てていました。
尾瀬とは…
尾瀬(おぜ)は、福島県(南会津郡檜枝岐村)・新潟県(魚沼市)・群馬県(利根郡片品村)の3県にまたがる高地にある盆地状の高原であり、阿賀野川水系最大の支流只見川の源流域となっている。中心となる尾瀬ヶ原は約1万年前に形成されたと考えられる湿原である。尾瀬国立公園に指定され、日本百景に選定されている。(wikipedia参照)
とありましてほぼ全域が国立公園特別保護地域および特別天然記念物に指定されているなど国としても重要な自然財産なんですね。
今回の計画は…
1日目に高速バスで尾瀬戸倉まで行き、周回バスで鳩待峠まで行き見晴地区で一泊。
2日目に見晴地区~尾瀬沼北側~大清水まで行くという計画です。今回、歩いた道はヤマケイオンラインの地図を使用して赤線をひいてます。(赤線は手書きよ)
かなり時間が余る予定を組んだので一日目も遠回りで見晴地区まで行き、帰りも時間がかかる北側を通るルートを通りました。
8月29日 21:30頃 新宿バスタにて尾瀬戸倉行きの高速バスを待つ。尾瀬へ入る箇所はいくつかあり、今回は一番多くの人が通る鳩待峠から行きます。
なのでまずは高速バスで尾瀬戸倉まで行き、そこから周回バスで鳩待峠を目指します!
22時に出発し3時30分に着く予定でしたが運転手さんが気を利かしてくださりぎりぎりまでバスでいることができました!なので4時20分くらいに高速バスを下車。
下車場所から橋を渡り、周回バス乗り場でしばし待機。マイカー規制がある時期はここに車を止め周回バスに乗り尾瀬ヶ原まで行きます。
5時に来る周回バスを待っているとたまたま駐車場でいた方から声をかけてもらい紆余曲折あり登山口まで乗せてくれることになりました!まじで助かりました!!感謝します(人´∀`)
そんなラッキーなことがあり少し早く鳩待峠の入山口へ着きました。ここから尾瀬が始まります。鳩待峠には休憩所がありお手洗いもあります。
この看板を見ると尾瀬へ来たって実感が湧きますね~
尾瀬の入り口から木道が続いており、歩きやすく川も流れていました。朝が早いこともあり涼やかな雰囲気です。歩いているだけで気持ちがいい。
ここで鳩待峠から山ノ鼻までの間で見れた花を一挙紹介!!
紫色の花がオゼトリカブト、白色の花がミナミシシウドかオオサカモチ。
黄色い花がマルバダケブキ、赤い実はオオカメノキの実、紫色の花はジョウシュウオニアザミだと思います!!尾瀬はたくさんの植物がいるので探すのも楽しみですね~
山ノ鼻地区に到着~
ここにはビジターセンターがあったり山小屋やトイレなどが設置されており休憩ができるところです。たくさんの植物が観察できる研究見本園なる周回ルートもありここまでなら登山者でなくとも来ることは可能だと思います!
ただ今期は熊の発見報告が多数あり閉鎖されていたので良く調べてからくることをおススメします。
山ノ鼻からが尾瀬の本番です!トイレを済ませ、いざ尾瀬ヶ原へゴー!!
山ノ鼻を出ていきなり至仏山が姿を現します。標高2228mであり、植生保護のため入山規制があり入山は山開き(7月1日前後)してからとなります。また、入山口も登り専用
ルートがあるので気を付けて登山を行って下さい。
今回は登らないので至仏山を後方に進んでいきます。
進行方向後方の至仏山に圧倒されながら木道を進みます。
ところどころ池があり、ある池には進行方向の先にある燧ヶ岳が映り込み逆さ燧なる場所もありました。カルガモの親子やアカハライモリ(写真取れなかった(悲))がいたり植物以外にも見どころがありそうですね!
結構時間に余裕があったため、牛首地区から少し北に行きヨッピ橋を見に行きました!
周りの方々は牛首地区~竜宮地区方面に行ったので誰もいなく広大な尾瀬ヶ原を独り占め。ただ、熊が怖いので歌を歌いながら進んでいきましたww
生物も多く観察でき、ヒョウモンチョウの仲間に自切したカナヘビ、アキアカネを見ることができました。そしてヨッピ橋に到着。
ヨッピ橋を超え、竜宮地区方面へ行きます。竜宮地区には新しい木道がありました。木道のところどころに休憩スペースがあり助かります。今回の行動食はアーモンドフィッシュ!
竜宮地区にある竜宮小屋を超え、予約している山小屋がある見晴地区へ進んでいきます。燧ヶ岳の方向へ進んでいくと遠くのほうに山小屋が見えてきました!
出発から5時間30分かけ、10時ごろ今日の宿泊地である見晴地区へ到着しました!
この見晴地区は山小屋が6か所あり今回は「尾瀬小屋」さんに泊まらせていただきました!無料の休憩所やキャンプ場もあり山小屋泊以外も楽しめそうです。
尾瀬小屋には売店休憩所があり、チャックイン前ですが荷物を置かせてもらえたのでここから三条ノ滝を目指し少し散策しました~
三条ノ滝に向かう途中にある山小屋「温泉小屋」の近くにテーブルとベンチがあったのでお昼休憩。サラスパに和風カルボナーラの元を和えるだけ!水少な目でゆでるからゆで汁を出ないで後処理も楽!!行動食のアーモンドフィッシュも入れたら食感もグッド。疲れて歩いた体にしみます~
温泉小屋を後に三条ノ滝を目指しますがここからの道が今までの道を比べると少し山道っぽい雰囲気がありました。三条ノ滝まで行こうと途中まで来ましたが疲れてきたので「もっとゆっくりするのもいいよな~」と思い始め気づいたら山小屋に戻り昼寝してましたw
せっかく来たけどここでゆっくり景色を見てごろごろするのも乙だよな~と少し大人になったような気分になりました。赤いキノコもそう言ってます。
帰り道の途中、シマヘビを発見!しかも目の色が違う!!おそらく青い目のほうが変色個体ですがかっけー!!!
三条ノ滝から尾瀬小屋に帰りチャックインをすませいざお部屋へ。この期間はコロナ対策で完全個室になっていました。ここ山の中だよな?と思うほど綺麗なお部屋でした。
外にはテラスと給水所があり、おいしいお水をいただきました。少し昼寝をし小腹が減ったので焼きトウモロコシを買い尾瀬ヶ原を見ながらいただきました。
そんな感じで時間が過ぎていき、お風呂の時間。登山中にお風呂へ入るのも初めてだったのでここ山の中だよね?と二度目の感動を味わいました。入浴後は待ちに待った夕飯!キノコの味噌汁に天ぷら、ツナの和え物に煮物、サラダにお土産でも売っている生姜の佃煮は白米とよく合ってお代わりをいただきました!
そしてこの尾瀬小屋には「やまごやグルメ」という魅惑的なものがあり頼んでしまいましたカイノミステーキ!!おいおい、こんなのが山の中で食べれていいんですか??めちゃくちゃ柔らかく野菜と一緒に食べるとのもおいしかったです!ごちそうさまでした。
夕飯を食べ、時間が空いたので小屋の中を探索。撮影と掲載の許可を今更いただいたので室内設備を紹介。中にも売店があったり、休憩所にはマッサージチェア、談話室もあり写真や山の雑誌なども置いてあり寝るまでゆっくりできました~
お手洗いは水洗で貴重品を入れるロッカーもあり、セキュリティなども充実していました。
山小屋の探索を終え、夜風へあたりにテラスへ。外はライトアップされていて映えてますね。まだ、売店が開いていたのでコーヒーとフレンチトーストを注文。想像以上の美味しさで山の中でこんな美味しいもの食べれるのかとまた感動してしまいました…マジでおいしかった…
照明にカゲロウも寄って来ていて涼しく良い時間でした。この日は曇っていて残念ながら星空が見れなかったのでその日はそのまま就寝しました…
就寝し、今回の記事はここまで!いつも通り書いていたらながーーーくなったので1日目と2日目に分けようと思います。
初日は新宿から始まり尾瀬ヶ原の見晴地区にある尾瀬小屋で一泊しました。なんだかんだ深夜バスで登山を行うのが初めてでしたがいろんな人に良くしてもらい楽しく行くことができました!!
初日は晴れて暖かくなりちょうど良い気候でした。いろんな植物や生物に会うことができましたが2日目はどうなったのでしょうか!?
そんなバタバタするような2日目ではないですが次の記事も見ていただけると嬉しいです。それではまた次回。
【ここまで記事を見てくださってありがとうございます。コメント、購読?を残してくださると嬉しいです。それではまた次のフィールドで。】